昼食を摂った後で出雲を離れ次なる神社に移動。
宍道湖を横目に見ながらひたすら東へ車を走らせます。
夕方になって松江市に入りようやく着いたのがこちらの神社。
八重垣神社です。
ここ八重垣神社は八岐大蛇(やまたのおろち)伝説の舞台になった場所です。
稲田姫命(いなたひめのみこと)が八岐大蛇にいけにえとして差し出されることになって
嘆き悲しんでいた老夫婦に素盞鳴尊(すさのおのみこと)は、稲田姫命を嫁に
もらうことを条件に八岐大蛇の退治をすることになりました。
そこでこの地に八重垣を作り、稲田姫命を隠し酒樽を8つ用意させます。
八岐大蛇が酒を飲んで酔い潰れたところを8つの首を切り落として退治したのです。
二人はこの地に家を建て棲むことになり、後に二人を祀られたのが八重垣神社の由来です。
縁結び、夫婦円満のご利益がとてもあるということで、この日も若い女性が
観光バスに乗って大挙して押し寄せていました。
社務所には縁結びのお守りを求める人でごった返しており、
出雲大社よりも人気があるんじゃないかというような熱気ぶりでした。
この神社で特に人気があるのが『鏡の池』での縁占い。
八岐大蛇から隠れていた稲田姫命が姿を写す鏡としていたという
言い伝えがあり、とても人気が高いパワースポットになっています。
まず社務所で占い用和紙を100円で購入。
和紙には素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなたひめのみこと)の
お二人の名前が。
透かして見ると何か書いているようですが、そこは我慢我慢。
鏡の池に行って硬貨を載せて(10円か100円)水に浮かべると、
和紙に書いてあったご宣託が現れます。
和紙が早く沈むと良縁がすぐに訪れ、また和紙が近くで沈めば身近な人と
遠くで沈めば遠方の人と結ばれるといわれています。
これが大変な人気でして・・・・
何人も並んでようやく池のふもとにたどり着きました。
池といっても直径数メートルほどのとっても小さい池です。
若い女性に交じってただ一人のおじさんがそっと和紙を浮かべると・・・・
ふふふ。願いは叶うそうです。
ほうほう、東と北の方角が吉ですか。肝に銘じておきます♪
こ御朱印はこちら。