ほりねこ院長の御朱印集めVol.23
稲佐の砂浜から海沿いに車を走らせますとまるで景色が変わって断崖絶壁の
道が続いていきます。
日御碕灯台へ向かう道の途中で緑の木々の陰から朱塗りの立派な神社の姿が
一瞬だけ現れます。
日御碕(ひのみさき)神社です。
その場所から海に向かって降りたところに神社があります。
人里離れた、現在では小さなさびれた漁港の町にこれほど大きな神社が
あることに違和感さえ覚えます。
神社には天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られている下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」と
須佐之男命(すさのおのみこと)が祀られている上の宮「神の宮」があります。
こちらが「日沈宮(ひしずみのみや)」
この「日沈宮」は伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」)
との神勅により祀ったのが始まりなんだそうです。
「日沈宮(ひしずみのみや)」の彫り物のユーモラスな龍
もともとはここからすぐそばにある経島(ふみしま)に祀られていたのですが
天照大神(あまてらすおおみかみ)が降臨して今の場所に移すように
言われたそうです。
漁港から見える経島
現在はウミネコの繁殖地として有名です。
そしてこちらが神の宮。階段を上ったところにあります。
日御碕神社には面白いおみくじが売っていました。
達磨の人形に入ったおみくじですが、どの達磨も顔が違います。
そして日御碕神社でいただいた御朱印。
日御碕神社を後にして日御碕灯台にも行ってみました。
白くてとても印象的な灯台です。
関連記事