ほりねこ院長の御朱印集めVol.21
奈良公園と隣接する場所に江戸時代に建てられた町屋が軒を連ねる
通称「ならまち」地区があります。
古い町屋を改造した現代風のカフェや雑貨屋さんも数多くあり、
新しい奈良の観光スポットとしても人気の一角です。
江戸時代までは、もともと元興寺の境内に発展した一大商工業ゾーンだったんですね。
ですから元興寺はこんな住宅地の真中に世界遺産があるのか!と驚くような
立地にあります。
お隣の興福寺や東大寺と比べるとやや荒れ放題な感じさえもしますが…
まるで時間が止まっているかのようです。
瓦の色が違う部分は飛鳥時代のお寺の瓦を移築したもので、
推古天皇の時に百済から瓦職人を招いて作らせたものなんだそうです。
1300年以上も御寺を守っていた瓦。
瓦に魂があるのなら、どんな思いでこの国の移り変わりを見ていたのでしょう…
境内にあったお地蔵さん。
中世以降は庶民信仰の対象として大いに栄えていたとされています。
町の人に愛されていた寺院なんですね。
元興寺の御朱印帳です。
こちらでいただいた御朱印です。
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