昨夜は我々『九州電書』が主宰する第2回目の勉強会が
イムズ11階のデジタルハリウッド福岡校で開かれました。
前回に引き続き大盛況でしたよ。
今回の勉強会からは@satoppikoにMCをお願いしました。
おかげで、少し専門用語だらけで難しい勉強会にも和やかな雰囲気が…
今回は野知さんに、毎日のように変わりゆく電子書籍を取り巻く
トピックの話や九州電書が今後どのように活動していくのかについての
話をしていただきました。
日本語という言語が、世界の電子書籍の中の標準化になかなか対応
できない難しさや、デバイスの仕様やリーダーのアップデートを繰り返すことで、
電子書籍のデータが100年先までちゃんと読めるのかというような問題
提起もなされました。
確かに、今のままでは紙の本より後世に伝えていくのはかえって難しい
かもですね。
それから、電子書籍になった場合の図書館の役割というのも興味深い
話でした。データを貸し出すのか?返却という作業が成り立つのか?
はたまた
貸し出せるデータの数に制限は必要なのか・・・・
これも今後問題になってきますね。
@MenTai2008さんからは、個別に電子書籍に触れ合うための電書体験交流会を
行いたいというアナウンスがありました。
最初は久留米周辺で少人数で展開していくことになると思います。
ご興味のある方は@MenTai2008さんをフォローしておいてください。
九州電書の今後の活動としては、地元の作家、画家、写真家、イラストレーター
等のコンテンツを発掘して、地元から電子書籍として出版し情報発信を
行っていきたいと考えています。
そのためには、ただコンテンツをデータ化するのではなく、『編集』という
作業が必要になります。
実はこの業界で一番足りないのは『編集者』なのです。優れた作品に
するためにはやはり優れた編集者も必要です。
これから、幾つかの製作チームを作って、電子書籍を実際に出版する
作業も始めていきたいと考えていますので、このような活動にご興味が
ある方は是非仲間に加わっていただけたらと思います。