芸術の秋③石田徹也
芸術の秋シリーズ三番目にご紹介するのは
院長室に大事に保管されている、石田徹也さんの
遺作集です。
石田さんの作品は人間の身体の一部が機械や生活用品と
融合している独特の世界観を持っています。
一度その絵を見ると二度と忘れることはできないくらいの
インパクトがあります。
どの登場人物もまるで自分の心の傷を代弁しているかのような
表情をしていて圧倒的な存在感があります。
残念ながら石田さんは2005年に31歳の若さで踏切に
飛び込み帰らぬ人となってしまいましたが、将来が
期待されていただけに残念でした。
その石田さんの代表作を集めたこの1冊。
残念ながら、少々グロテスクな表現があるので
待合室には置けませんでしたが、ご希望の方には
ご紹介できます。
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