福岡市早良区藤崎(西新)の歯科医院を開設している「ほりねこ」のブログ

ほりねこ院長のホリスティック日記 › ホリデン4コマ劇場 › ほりねこいんちょーとでん太のはははは歯 Vol.23
ビスフォスフォネート製剤を使っていたら 歯の治療の前に教えてください。









骨そしょう症や乳がんで骨転移がある患者さんが服用するお薬に
『BP(ビスフォスフォネート)系製剤』というものがあります。
とても
これらの薬を服用している患者さんが歯科医院で抜歯等の外科的な処置を
した後にあごの骨が壊死してしまって大変重篤な症状を起こすという事例が
数多く報告されていて問題になっています。
しかもその頻度は100人に1人くらいのかなり高い確率で起こります。
今のところBP製剤による顎骨壊死に対する有効な予防法や治療法はなく、
壊死を起こした部位の治療は大変難しいものになります。
ただひたすら抗生剤の投与と壊死部分を洗浄するしか方法がないのが現状です。
一度発症すると患者さんの苦痛はかなり大変なものになります。

ですからこのようなお薬を服用している場合には、必ず事前に歯科医師に
申し出てください。
ホリデンでは問診票の項目にこのようなお薬の服用がないかどうかを
チェックすることになっており、治療前に申告していただいてます。
現在ではこのようなお薬を使っている場合には主治医や薬局から注意文書が
出されて説明を受けていると思いますので 大事に保管しておいてください。

現在日本国内で使用されているBP製剤は以下の物があります。
(日本口腔外科)学会の資料より抜粋)

注射用製剤
アレディア オンクラスト ティロック ビスフォナール ゾメタ

経口製剤(飲み薬)
ダイドロネル フォサマック ボナロン アクトネル ベネット

※ 当然このようなお薬を飲んでる方はしっかりした予防が必要になります。
通常の虫歯の治療や歯石取りなどの処置はできますので、重篤化させないように
早めに健診を受けることをお勧めします。

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