福岡市早良区藤崎(西新)の歯科医院を開設している「ほりねこ」のブログ

ほりねこ院長のホリスティック日記 › 2009年06月03日

  

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m3.comニュースより抜粋

隣の歯抜くミス、118万円支払いへ 神奈川・藤沢市民病院
2009年6月2日 提供:毎日新聞社

藤沢市民病院:隣の歯抜くミス、118万円支払いへ /神奈川

藤沢市民病院は1日、口腔(こうくう)外科で01年に茅ケ崎市の

女性(当時17歳)を治療中、誤って隣の歯を抜くミスがあったと

明らかにした。示談交渉の末、約118万円の賠償で女性側と合意、

6月市議会に支払いを提案する。

 女性は藤沢市の矯正歯科医院から抜歯要請の説明書を持って

来院、2年目の歯科医師が担当した。城戸泰洋病院長は「100例の

抜歯経験があり思い込みによるミス。二度とないようにしたい」と謝った。

【永尾洋史】


・・・・・抜粋おわり



なんとも初歩的なミスです。

ほりねこは同じような依頼をされた場合、神経質なぐらい

何度も確認しますけど・・・

確認ミスというか、患者さんとのコミュニケーションが取れてないのか、

どちらにしても被害にあわれた患者さんには気の毒な話です。

ここにも患者さんを見ずに『歯』しか見ていない

医療の弊害があるように思います。



さて、ここでなぜ矯正の先生が抜歯を依頼するのかについて

御説明します。

歯並びが悪くなる原因の一つに、生えてくる歯の大きさに比べて

顎(あご)の大きさが小さいということがあります。

この場合は矯正の装置を付けて歯を並べ直そうとしても

きれいに並べ直すだけのスペースが十分でないので、

抜歯をしてその分スペースを作ってあげるのです。

一般的には真中から数えて4番目の小臼歯(犬歯のひとつ奥の歯)を

上下左右1本ずつ、合計4本抜歯することが多いです。

このような抜歯は便宜抜去(べんぎばっきょ)と言って、

保険がきかない抜歯になります。

抜歯する予定の歯がきれいな歯で、隣の小臼歯に銀歯などが

入っている場合は、銀歯の方を抜歯したほうが矯正終了後の

仕上がりはきれいに見えます。


しかし、抜かれる側にしても、抜く側にしても、名だまだ健康な歯を抜歯するのは

あまり気持ちのいいものではありません。

きれいになるためには大きな代償が付きまとうものです。

そういえば、ほりねこも歯医者になる前の大学生時代に

成人矯正しました。

もちろんほりねこも4本抜歯されましたよ。

(また昨日の献血できない身体に続きカミングアウト)

右側に八重歯があったのですが、歯科医師になるんだったら

きちんと直しておこうと思い決断しました。

矯正中の患者さんの不快な気持ちや痛みなども共有できるように

なったのでいい経験だったと思います。









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Posted by ほりねこ at 10:36Comments(4)歯科