福岡市早良区藤崎(西新)の歯科医院を開設している「ほりねこ」のブログ

ほりねこ院長のホリスティック日記 › 2009年05月22日

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さてさて仮称pH研究会に首を突っ込みましたからには

これがなくては始まらないでしょう。


何の事か分からない方は

こちらの記事を参照


ねっ。エーシーサーブさん♪

手に入れましたよ。

pH(ペーハー)試験紙。



早速なめてみました。ほりねこ空腹時。



ほぼ、pH7ですね。pHというのは中性が7です。

それより数字が小さいと酸性。大きいとアルカリ性です。

たとえばpH5は酸性。pH1ではもっと酸性が強いので

強酸性です。


早速お昼にコンビニに行って酸性が強そうなものを買ってきました。

まずは黒酢ドリンク。身体によさそうですが、『酢』が入っているので

きっと酸性のはずです。

結果は・・・・



驚くべし、結構酸性が強いですね。

pH2ぐらいになってしまいました。

(あくまでも目安です。実測値ではありませんのでご参考まで)

pHが5.7以下になると人間の歯はその酸によって溶けてしまいます。

しかし、人間にはホメオスタシスと言って、身体の環境を常に一定の

状態にするような働きがあります。

血液や唾液のpHもそうです。

そのおかげで、こんなに酸性が強いものを飲んでも

すぐに歯が溶けるわけではないのです。

下は黒酢ドリンクを飲んで1分経ったときのほりねこの

唾液のpHです。



pH8に近いでしょうか。酸性ではなくてむしろ弱アルカリ性です。

唾液が食べた物によって酸性に傾いても元に戻そうとする働きのことを

唾液の緩衝能と言います。

この働きが弱い場合にはいつまでも酸性の状態が

続きますので、虫歯になりやすくなります。

それでは、歯も骨も溶かしてしまうと世間で評判の

世界的に有名なあの黒いシュワシュワはどうかというと、



pH2と3の間位。これも歯を溶かすのには十分な酸性のようです。

でもこのシュワシュワをのんで1分後のほりねこの唾液は・・・



pH7と8の間でしょうか。また、弱アルカリ性です。

ほりねこの場合は十分に唾液の緩衝能が高いといえます。

この働きが弱くなるのは・・・

唾液が出なくなっている方。

年齢的なものや、薬の副作用、放射線治療後の後遺症、唾液腺の病気、など

いろいろな原因が考えられますが、とくにシェーグレン症候群という病気の方は要注意です。

この病気は自己免疫疾患で、涙や唾液の量が減少してしまう病気です。

非常に虫歯や歯周病が進行しやすいので、歯科での定期的な検診は

必須となります。



たまには歯医者らしいことも書かないとですね。

いろいろな食べ物でのpH試験紙の実験はまだまだ続けてみます。  


Posted by ほりねこ at 15:39Comments(10)よかよかつながり

2009年05月22日

式ちゃんと・・・・

おはようございます。ほりねこです。

昨日はクリニックで式ちゃんと打ち合わせでした。

遅くなったので、食事でもとりながら続きをということで

ほりねこが以前に開業していた時によく通っていた

『公苑]に移動。

ここは九電に近いので、九電の社員の方なら御存じでは。

ギョーザと家庭料理がおいしい心が落ち着くお店です。




しかし何で式ちゃんはさわやかに写っているのに、

ほりねこの写真はこんなんなんじゃ!

あまり調子こいて式ちゃんと昔の武勇伝話に花が咲き・・・

でもすぐに復活してあぱぱ軍団御一行様との2次会へ。

2次会は国体通りにある老舗のMilky Wayへ。

ほりねこも大学生の頃よく来てました。

お店の人に聞いたら、もう28年もやっているのだとか。

式ちゃんと同い年でした。

あぱぱ軍団の皆様(チカちゃん、TOMOさん、親方さん)遅くまで

お付き合いいただいてありがとうございました。

いじられキャラ製造機のチカちゃん。おてやわらかに。
  


Posted by ほりねこ at 08:41Comments(14)よかよかつながり